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キャリアコンサルタント実技試験:論述をきちんと書ききる!おすすめ練習法2つ

論述試験対策

※注1
 こちらは「日本キャリア開発協会(JCDA)」出題の論述試験を想定した対策記事です。
 キャリアコンサルティング協議会では、出題内容が異なりますのでご注意ください!  

※注2
 論述試験は、公式の回答や採点基準が公表されていません。
 本記事は、わたくしが実際の受験を通して、重要だと思われる箇所を振り返ってみた個人的な見解でありますことをご了承ください。
 

はじめに 

論述試験対策。
 
スクーリングでも先生は教えてくれない。
合格者のブログにも、「ロープレ練習していれば大丈夫よ」と、ふんわりしたことが書いてあったり。
具体的な解答例を出されているサイトもあるけれど、それが100%正解なのかどうかもわからない……。
 
学科・面接と比べても、一番つかみどころがないのがこの論述試験です。
 
私は一度面接で落ちてしまったので、2回本番の論述試験を受けましたが
結論から申しますと「基本ができていれば、心配しなくとも合格点は取れる」。
それが純粋な感想です。
 
つまり「ロープレ練習していれば大丈夫」は、的を射ていると思います。
あくまでも論述試験は、「筆記試験」でなく「実技試験」。面接試験対策がそのまま論述対策にもつながります。
 
参考

www.nipponmanpower.co.jp

※日本マンパワーさんで養成講習を受講された方向けの内容ですが、こちら非常に参考になる記事です。
 
ということで、キャリアコンサルタントとしての基本姿勢ロープレ練習が何より重要、ということは大前提。
他の皆さまも仰っていることですので本記事ではあえて、テクニック的なことを中心に記したいと思います。
 
ここで言うテクニックとは、「これを書けば合格!」という意味ではなく「解答欄に書くべきことを、時間内に書ききるためのコツ」だと思ってください。

わかっているのに書けないのが、一番もったいないですから!  

 

準備:解答用紙を本番と同じサイズで印刷

公式HPより問題・解答用紙をダウンロードし、本番の解答用紙(A4)と同じサイズで印刷してください。
書くべき文字のサイズや文量をつかむためです。絶対やった方がいいです!
  
準備ができたら、いってみましょう!
 

①「論述」という形の試験に慣れる!

シャープペンで文字を書く習慣、ありますか?

本番の試験は手書きです。
私は仕事柄ペンで手紙や文を書くことも多いのですが、「普段の仕事がキーボード入力ばかりで、手書き文字に慣れない!」という話もよく耳にします。
 
そんな皆様!
今すぐキーボード入力をやめて、シャープペンシルを持ってください!
ボールペンでなくシャープペンシルです!!
 
本番の試験時間50分は結構短く感じられます。
解答内容をまとめて、さくっと書き始めてしまわないと時間が足りなくなります。
 
大急ぎでなくてもよいけれど、丁寧な字でそれなりの速度で書く練習をしましょう。
内容的に合っているかの検討はまた別として、実際に過去問を時間を計ってやってみて、「このくらいのスピードで書かないと間に合わないな」という感覚を身につけましょう。
 

簡単な下書き(推敲)をしよう

他の論述試験でも、履歴書でもエントリーシートでも、なんでもそうなのですが、いきなり解答用紙に書き始めないでください!
(何を当たり前のことを言っているんだ?という方へ! すみません!がっつり読み飛ばしてください!!
 
試験では、「やっぱり直そう……」と思って、消して書き直す暇はまずありません。
おすすめの具体的なやり方をご紹介します。
 
本番の問題用紙は、問題文が書いてあるページをひとつめくった次のページが一面まっしろです。
その白いページを使って下書きをします。
 
書くべき文量は、書く文字の大きさにもよりますが1行で35文字前後が目安。
問1の指定語句を用いて論じる問題の解答欄は6行ですので、約35文字×6行=約210文字 になるように解答を作ります。
 
私の場合、下書きの段階で「1行20文字」を目安に書いていきます。
大体ですよ、だいたい。
 
1行20文字の下書きを、幅を揃えて書いて…
 

論述試験の下書き

 途中で追加したい内容を差し込んだり、不要な部分を削ったりしていきます。

きったない下書き……

自分が読めればいいんですよ

論述試験の下書き 文字数カウント


これで、約20文字×10行=約200文字ですね。

※35文字×6行で210文字になるよう下書きを作ってもよいのですが、1行がキリの良い数(10または20)である方が後からのカウントがしやすいです。
 
これで文量はOK。再度見直したうえで解答用紙に書き始めます!
 
他の問題に関しても同様に、解答欄の行数に合わせ書くべき文量を把握しましょう。
 
問題文の真下の狭いスペースに下書きをするのはおすすめしません。
自分が書いた文量の把握と推敲(書き足し・削除)がしにくく、試験後に自分が書いた解答についての振り返りがしにくくなるからです。
 

下線内におさめる!文字は丁寧に!

論述の採点基準は公表されていませんが、ひとつだけはっきりしていることがあります。
それは行からはみ出たら採点されないということです。
絶っ対にはみ出してはいけません。

当たり前のことだからこそ、あえて言うぜ

一方で文字数は制限されていませんので、下書きをしてから書き始めたのに「あれ?おさまらないかも」と思ったら、途中から文字間隔を詰めてでも行内におさめて書ききってください。
※繰り返しますが、一度消して書き直す暇はありません。
 
また、採点するのは人間です。スピードを重視しながら、採点者に読んでもらうのだという気持ちを忘れずに書きましょう。
 

②何が適切で何が適切でないか、つかんで言葉にする練習!

言いたいことを、紙上でも言えますか?

先に述べました通り、キャリアコンサルタントとしての基本姿勢に基づく解答が何よりも大切です。
しかしこの試験は論述。自分が言いたいことを、文章で述べなければいけません。

基本姿勢を十分に理解していたとして
不適切な事例を読んで

これ、一方的なアドバイスばっかでクライエントに寄り添ってなくね?

そう思ったとして
解答用紙にそのまま
「これ、一方的なアドバイスばっかでクライエントに寄り添ってなくね?」と書くわけにはいきません。

それを適切に表現するための語彙と言い回しが必要になります。

語彙力との闘い……

これ、作文が苦手or文章を書く習慣がない方は本当に気を付けた方が良いです。
 
文章表現上の適切さ(話し言葉でなく書き言葉であるかどうかなど)はどこまで採点に影響しているかは不明ですが、不本意な減点を避けるためにも、きっちり書き言葉で書き切るべきだと思います。
 
さて、上記の若者話し言葉。どのように直しましょうか。
「一方的な助言が多く、クライエントに寄り添う姿勢に欠けている」
こんな感じでしょうか。
 
つかみ取ったことを言語化する練習を繰り返しましょう!!
 

指定語句をどう使うかのイメージを持つ

第9回試験まで実施された2018年9月現在。
出題は安定しており、問1は「指定語句を用い、逐語録の事例ⅠとⅡの違いを記述する」という問題ですが、時には「あれ?この語句どこで使おう……」というものが出てくることがあります。
 
過去3回分ほどの問題をさかのぼって、どのような単語が指定語句になっているか確認し、どのような文脈で使うかを考えてみてください。
 
自問自答、ものの見方、背景、共有化、自己探索、価値観、客観視、自己概念、焦点……。
 
そもそも、これらの言葉の意味はなんでしょうか。どんな時に大切になるでしょうか。
すぐに自分の言葉で述べられなければ、養成講習のテキストを見直してみてください。
良い表現や言い回しを見つけるヒントになります。
 
 
こちら、具体的なクライエントとのやり取り(逐語録)と、そのやり取りが適切か/不適切かというシンプルな解説が数多く記されています。
非常に読みやすく理解もしやすいのですが、ページ数が多いため、忙しい方は試験前の通読は難しいかもしれません。
その場合は、いくつかのページをピックアップして読むだけでも参考になります。
 
同じクライエントへの応答の良い例・悪い例が併記されているという点において、本番の問題文に一番近い事例を読むことができます。
解説文を読み込めば解答を作る際の言葉選びの参考にもなるため、ダイレクトに論述試験対策に役立つ書籍だと思います。
 
もちろん、面接対策(ロープレ)にも役立ちますよ!

「自分で文章を書くのが苦手だな~」という方は、この練習がとってもおすすめです!
 
あと、自信がなくとも指定語句はすべて使い切ってくださいね!
 

最後に:論述の足切りラインは20点

合格のため絶対下回ることのできない点数(=足切りライン)は、50点満点のうちの40%。つまり20点です。
 
受験者の平均点は36.8点(2018年7月発表・第8回試験結果より)。※合格者ではなく受験者全体です。
キャリアコンサルタントの基本姿勢を理解し、空欄なくすべて書ききることができれば、20点を下回ってしまうことはないんじゃないかなぁと思います。
 
学科試験と論述試験は同日ですので、学科に自信がない方は学科試験対策に多く時間を割いた方が良いように思います。
(配分は人にもよりますが)
 
自分ができていない箇所を把握したうえで対策をし、過度に心配しすぎずに臨むのが一番です!
 
 あ、そして最後に大事なことを!

普段シャープペンシルを使う習慣がない方!
鉛筆とシャープペンシル消しゴムを、予備も含めて忘れずご用意くださいねーー!

あたりまえ体操!!

 
© 2018 Ayaka Sasaki